韓国ドラマ『太王四神記』태왕사신기(2007年)~ 朝鮮神話と日本書紀・古事記

 N・Sさんへ


いまどの辺りを旅しているのですか?

私のほうは、かねてより観たいと思っていた

韓国ドラマ『太王四神記』(태왕사신기)

を観始めました。

これは「テワンサシンギ」と読みます。

2007年のドラマであり、

韓流ブームを作り出したペ・ヨンジュン

が主演しております。

今回、気が付いたのですが、

ドラマ『ペントハウス』に出演している

ものすごく綺麗で魅力的な中年女優さん

イ・ジアも出演しております。

彼女がかなり若いころですね・・・。


このドラマ『太王四神記』は、かつて2008年に

日本のNHKで放送されたのですが、

その時には私のほうは最初の第1話だけを見て

(こりゃ、全くのインチキ妄想話だぁ~)

と感じて、直ちに放棄してしまったのです。

しかし・・・、このドラマに対する評価は

わりと高かったので、オカシイなぁ~?

と感じてきました。それで今回、

もう一度チャレンジしてみることにしたのです。


◎ 朝鮮神話と日本書紀・古事記


ドラマ第1話を見てみたのですが・・・、

なるほど~と思いました。

今から3600年ほど前の神話の時代です。

その神話の内容について、予め知っていないと

全くのインチキ妄想話に感じてしまい、

見る気が失せてしまうのでしょう。

韓国人ならば誰でも知っている有名な神話です。

しかし、2008年当時の私は知らなかった。

「桓雄(ファヌン)と虎と熊と檀君の話」です。

知っていますか?


この朝鮮における神話は、

『日本書紀』や『古事記』の内容と

深く関係していると推測しております。

かつての日本にいたクマソ(熊襲・熊曾)

っていう部族は、今回のドラマに登場する

熊族と同じではないか・・・?

私はクマソはアイヌ人だと思っているのですが、

3600年前の朝鮮半島にもアイヌ人たちが

住んでいたのではないか?


◎ 中国の風水思想


今回のドラマ『太王四神記』第1話を見てみて、

朝鮮で伝承されている神話の内容に

アレンジが加えられているのに気が付きました。

中国の風水の思想に登場する

青龍、白虎、朱雀、玄武

との関係にも触れられており、

興味深く感じました。

つまり・・・、このドラマ『太王四神記』

を見る前提として、朝鮮の神話と

中国の風水の思想について、

ある程度の前提知識が必要だったのです。

それらを予め知っていれば面白く感じ、

知らなければ見たくなくなる。

2008年当時の私には、このドラマを観る

前提教養がなかったということになる。


◎ 広開土太王


今回のドラマ『太王四神記』は、しかし、

西暦400年頃の広開土太王の時代をも

扱っております。

神話の時代の”因縁”が

2000年ほど経過した高句麗の時代で

再現されてくるという話です。


広開土太王(クァンゲトテワン)

っていうのは、韓国人ならば

誰でも知っている王様であり、

常識中の常識に属するレベルです。

しかし、私はつい最近になってようやく

韓国ドラマ『広開土太王』を観たのです。

要するに、今に至るまで、

今回の『太王四神記』を観る前提教養を

欠いていたということになりますw。


◎ 時空の旅


歴史って繋がっているんです。そして、

ドラマや映画もつながっているんです。

日本では、歴史を軽視する傾向があり、

だから単発のウケの良さそうな

フィクション作品しか作られない。

視聴者のほうが古い時代に関することを

拒絶する傾向があるからです。

今後日本では、内容のある良い作品は

生み出されないだろうということになるw。

なんか・・・、日本は寂しい国ですねぇw。

ツマラナイ国だということですよ。

だからN・Sさんは、頻繁にあちこちへ

放浪の旅に出かけていくのでしょう(笑)?

現代日本では移動の自由が認められているので、

旅をすることでウサ晴らしをすることは可能です。

しかし、日本どこへ行っても大体同じはずですよ。

それが戦後日本の全国均一化政策の成果です。

だから、どこかで諦めるべきだと思いますw。

私は時空を旅することで憂さを晴らしております(笑)w。


             moon2025より


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