日本映画『天と地と』(1990年)その3~ 前売り券方式の代表作
N・Sさん...
N・Sさんは、角川映画『天と地と』を
観終わったのですね?
なのに、感想が書かれていないのですが、
一体どのように感じたのでしょう?
はっきり言って、面白くなかったでしょ(笑)?
◎ 川中島の戦いに毛利家の旗が・・・w
川中島の戦いのシーンの中に、
なぜか毛利家の旗が出てきておりますw。
毛利家の本拠地は西国なわけで、
川中島の戦いには全く関与しておりません。
この映画は、日本人の映画監督が
日本人向けに作ったものなのに、
旗とは言えインチキを混ぜ込むというのは
どういうつもりなのでしょう(笑)?
先の『上杉謙信理解度テスト』の解説でも
書きましたが、上杉謙信は仏教徒であり
超真面目人間なのです。カタブツ男です(笑)。
西国の毛利家が上杉へ加勢しているように
見せかけ、武田側兵士たちの戦意をそごう
とするような卑怯な戦い方は、
絶対にしない性格の武将なのです。
あえて、毛利家の旗を映画中で登場させた
今回の映画の監督さん(角川春樹)は、
いったい何を考えていたのか?
◎ 制作委員会+前売り券方式
先般N・Sさんが観た中国映画『レッドクリフ』
と比べてみると、映画の質の点に
かなりの差があると思いませんか?
音楽もパッとしないでしょう(笑)?
しっくり来ておりません。
それに話の展開のテンポがダラダラしていて、
ツマラナク感じたでしょう?
つまり・・・、”完璧な駄作”というわけです。
映画館の中は、閑散としていたそうです(笑)w。
しかしながら、配給収入で50億円を突破しており、
興業収入は90億円以上であり、
数字の上では大ヒットしたことになっているのです。
これが”前売り券方式”と呼ばれるものです。
この映画は、前売り券方式の代表作というわけです。
要するに、駄作の代表作というわけです(笑)。
これが、日本的な映画の配給方式なのです。
映画を作る前に協賛企業を集めて、
映画制作委員会を設置して、
そいでもって、その協賛企業に映画制作前に、
大量に前売り券を買ってもらうのです。
出来上がる映画の質なんてどうでもよく
とにかく映画を作るということで
大企業の幹部たちに集まってもらって、
前売り券を押し売りするのです。
企業のほうは、映画作りに協力すると宣伝になるし、
買い取った前売り券は、従業員への福利として
配布するとか、あるいは、押し売りするのですw。
日本の映画市場では、
公開前にすでに一定の収益が得られており、
”映画の質”というのは二の次の問題です。
だから・・・、”駄作”が多いのです。
日本では映画を正しく評価する必要がないのです。
映画は、”消耗品”として市場(世の中)へ
流れていくことになります。
今回、N・Sさんに
あえて駄作映画を観てもらうことによって、
今後、こういう駄作映画にひっかからないように
してほしいと思ったのですよ。
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