日本映画『野火』(1959年)~ アルタイ民族大移動の証拠

 N・Sさん...


雪花さんからのおススメがあり、

日本映画『野火』(1959年)を観ました。


この作品の原作者が大岡昇平であること、及び

その内容が太平洋戦争末期の南方において

飢餓状態におかれた兵士が人肉食した事実を

扱っているのは知っておりました。



映画ラストの衝撃シーンまできて、私が過去に

この映画を観たことがあるということに

ようやく気が付きました(笑)w。

あまりに悲惨・残酷な内容であったがために、

私の脳からその記憶を消し去っていた

ということです・・・ww。

N・Sさんには、おススメできない映画です。


◎  野火: アルタイ民族の移動の証拠


映画タイトルの「野火」っていうのは、

焼畑(やきはた)農業の際に発生する火や煙

のことです。


かつて日本でも、畑や田んぼなどで

収穫のあとに残った藁(わら)などを燃やして

肥料にするという光景がよく見られました。

が、最近ではそういう光景は

すっかり見かけなくなりましたね。

野外での廃棄物の焼却(野焼き)は

『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』により

原則として禁止されていますし、

野焼きは自然環境にダメージを与える

と一般に考えられていたからです。


宮崎県椎葉村地域や石川県白峰地域などでは、

焼畑農業が現在も継承されており、

世界農業遺産にも認定されています。



この「宮崎県・・・」っていう点にピンッ!

と来ませんか?

歴史の点と点が繋がってきます・・・。

韓国ドラマ『百済の王 クンチョゴワン

(근초고왕 近肖古王)』(2010年)

~ 邪馬台国の卑弥呼と七支刀

の稿においても書きましたが、私は

大和朝廷の前身である邪馬台国は

いまの宮崎県の辺りにあったと考えております。

この地域の有力豪族が朝鮮半島百済国の王子を

婿養子にとり、百済から文化や宗教、政治制度、

武器製造法、農法などを取り入れ、やがて

日本全国を支配していったと考えております。


宮崎の椎葉村地域に伝わっている焼畑農法は、

アルタイ民族の大移動と関連があると推測します。

現代日本人のルーツであるアルタイ民族は、

もともと今のタイの辺りの地域に住んでました。

地球の気温変化が原因だと思うのですが、

あるとき北上し始めたんです。民族の大移動です。

中国大陸を経由して朝鮮半島まで到達し、

日本列島に渡ったグループと

モンゴルのアルタイへ向かったグループとがある。

途中の地域に住み着いたグループもある。

だから日本人と殆ど同じ顔立ちの人が

中国や朝鮮半島、モンゴルに沢山いるのです。

DNAは殆ど同じということになりますし、

韓国語と日本語がよく似ているのもそのためです。

焼き畑という農法も、アルタイ民族の大移動とともに

日本列島へ伝来してきたと考えております。



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