日本映画『風に立つライオン』(1994年)~ 小学校の道徳の時間の教材?
[N・Sさんwrote:]
結局池袋にはカラオケボックス♪広場と
飲み会で12時間居ました。
カラオケボックスでは『風の中のライオン』
という映画も見ましてイイ映画でした。
N・Sさん...最近のカラオケボックスでは、
映画も観れるのですか?
そりゃ、ずいぶんと時代が進歩しましたね。
ド田舎に引っ込んでいる私としましては、
ビックリ仰天するばかりです(笑)w。
◎ さだまさしの『風に立つライオン』
さだまさしの『風に立つライオン』という曲は
とっても良い曲ですよ、ね?
あの曲1曲を連続再生させて眠った夜もあります。
あの曲の歌詞にあるように、
ある医師が恋人(婚約者)と別れて、
未開の地へ医療活動のために一人で出向く
という話ですよ、ね?
私もぜひ観たいと思っている映画なのですが、
いままでチャンスが訪れていません。
いつか観てみたい映画です。
映画『風に立つライオン』については、
名作映画であるという評価はついていないのですが、
さだまさしによる名曲とあわせて、
感動的な映画に仕上がっているのでは?
さだまさしが音楽を担当した映画って、
それだけで話題作になっていますよ、ね。
例えば『二百三高地』とか『跳べイカロスの翼』です。
◎ 「風」と「ライオン」
N・Sさん...私のほうも、
これから映画『風に立つライオン』を観ます。
その前に、この映画タイトルから
イメージすることについて、書いておきます。
「風」というのは、
世の中や世間の動きのことだと思います。
「ライオン」は、強い力を持っているのですが、
一匹で動くことが多く、自分の力で生きています。
とくに雄ライオンはそうです。孤独なのです。
世の中に内紛や戦争が起こっても、
医師は自分の力の限りをつくして、
患者・負傷者たちを助けていく、
風に向かって立つライオンのように
孤高な気持ちで、自分の信じる道を歩む・・・。
たとえ、好きな女性と離れることになっても、
自分の信じる道を歩む・・・。
そんな映画じゃないかな?
って想像しております。
◎ 小学校の道徳の時間の教材?
N・Sさん...電話でもお話しましたが、
映画『風に立つライオン』は、
私には、ちょっと期待はずれでした。
出演者の中には、素人っぽい人も多くて、
映像のアングルもパッとしなかったです。
この映画を道徳の時間に生徒に観せている
小学校の先生もいるそうです。複数の小学校で、
そういう授業をやっているそうです。
この点、文科省が関与しているようですよ。
小学生の子供にこの映画を観せることで、
どんな効果を期待しているのでしょう?
仮に、学校の授業の一環として、
この映画を生徒に鑑賞させたとしても、ただ
DVDを再生させるだけじゃダメだと思います。
この映画の登場人物たちには、
それぞれ問題=罪があると思います。
彼らの抱えた問題点=罪を授業で取り上げて、
どうやって生きるべきだったかについて、
皆で検討するような道徳の授業であれば
納得しますが・・・、この点どうなのか?
主人公の医師(大沢)には、
恋人を捨てたという問題=罪があります。
彼女(真木)のほうには何ら問題がないのです。
彼は、彼女の実家が経営する小さな診療所で、
平々凡々と地域医療活動をやっていくことに
魅力を感じなかったのでしょう。
彼(大沢)がケニアから帰ってこない理由は、
美人の看護師(石原)が傍にいたからでしょ?
真木よりも石原のほうが魅力的です。
自尊心の高い男というものは、
強い女よりも弱い女を好む傾向があります。
映画中には描かれておりませんが、
そういうことが十分に想像されてしまいますw。
彼女(真木)はどうして彼(大沢)と一緒に
ケニアに行けなかったのでしょう?
父親が脳梗塞で倒れてしまい診療所を
継がなければならないから・・・
という理由でしたが、
本当にそれだけでしょうか?
いろいろと背景で起こっているであろうことを
想像していくと、イマイチ楽しめない映画
になってしまいました。