韓国ドラマ『広開土太王』(2011年)~嘘を見抜く力

 N・Sさん・・・


私のほうは、韓国ドラマ『広開土太王』

(全92話)を見ている途中です。


◎ 太い王様


『広開土太王』(全92話)は、

高句麗の第19代目の王様

(西暦374年~412年)のことを

扱った歴史ドラマです。


広開土太王(광개토태왕)は、

「クァンゲトテワン」と読みます。

高句麗の領土を広げた王様なんです。

注意すべき点は、「大王」ではなくて、

「太王」なんですよ。

「大」の字の中に「、」があります。


高句麗時代半ば頃のことが

描かれているのですが・・・、

他のドラマや映画で観たような戦争シーンが

次から次へと連続します。

歴史は繰り返しております。


少しばかり飽きてきましたよ(笑)。

結局、人間のやっていることなんて、

同じなんですよ。

時と場所をかえて、何度も同じミスを

人間は繰り返しているんですw。


◎ 西暦390年頃の日本?


私のほうは、ドラマ『広開土太王』

(全92話)を観てきたのですが、

どうやら内容が史実と大きく異なっており、

歴史認識をゆがめる駄作なのではないか?

と疑い始めていたのです。

それで、どんどん飛ばして(端折って)、

第79話に到達しました。


西暦390年頃、高句麗王が船に乗って、

倭=日本の本拠地へ攻め入った、

という話です。

(えええええええええ?)

(日本の本拠地ってどこ?)

背景に富士山が見えます。

(静岡の浜松?)

日本の旗が見えます。黒い旭日旗です。


これは・・・全くのインチキですw。

旭日旗は、西暦300年代頃には

存在しないです。

この時代の日本には政治機構は存在しないし、

当時の浜松付近に城なんてない。

あの辺りはほとんど未開の地のはずです。


完璧に駄作であることが判明しましたw。

勉強不足の脚本家が、面白可笑しく

作った全くの妄想話である、

と確信しました。

真面目に観なくてよかったですよぉ。


テレビ番組は面白ければよいじゃないかって?

そういう考えは・・・、ダメなんですよ。

テレビっていうのは、沢山の人に

影響を与える情報媒体なんです。

間違った歴史認識を与えるような番組を

作ってしまうと、

それをうかつに信じてしまう人が出てくるのです。

すると、歴史認識が狂ってしまう。

そういうテレビ番組は作ってはいけない。


そういうことなので・・・、

このドラマ『広開土大王』の視聴は

早々に切り上げて、

他のドラマを観ることにします。


テレビ番組やドラマっていうのは、

たまにとんでもない嘘が混じっている

ことがあります。視聴者はそういう

嘘を自分自身で見抜く力が必要だと思います。

有名テレビ局の番組だからと言って、

うかつに信じてはいけない。

今回、そういうことを強く感じました。



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